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子供の歯から大人の歯へと生え変わったら、もう二度と生え変わりませんのでその歯を一生大事にしなくてはいけません。しかし、実は日常生活の意外な所で歯が溶けているってご存知でしたか?今回は日常生活で歯が解ける飲み物や行為について紹介していきたいと思います。
日々変化があまりなさそうな私達の歯ですが、実は毎日少しづつ変化をしています。歯の源となるのがカルシウムとリン酸。カルシウムとリン酸をしっかり取れば歯は「再石灰化」が行われ健康な歯へと成長しています。しかし、カルシウムなどをとらず歯が溶ける成分を多くとると「脱灰」となり、歯が溶けていってしまいます。
歯が解ける原因となる成分は酸性の食べ物や飲み物です。例えば、レモン、酢など酸っぱいものをイメージしてもらえば分かりやすいと思います。酸性の食べ物は体に良い物もたくさんあり、健康食品としても昔から重宝されてきましたが、取りすぎると歯をとかしてしまいます。
歯が溶ける、健康的になる、という成分の数値をph(ペーハー)で図る事が出来ます。このphの臨界点は5.5と言われそれより数字が小さいと歯の表面を覆っているエナメル質を溶かしてしまうと言われています。ちなみに、味噌汁などが丁度ph5.5程度、お茶は種類にもよりますが約6.0、お水などが7.0ととっても歯に良いです。
逆に歯の表面のエナメル質が溶ける飲み物は以下のようなものがあります。
・ビール 約ph5.0
・赤ワイン 約ph4.0
・本ジュース 約ph4.0
・レモン 約2.0
・コーラ 約2.0
これらの飲み物を日常的に飲んでいると自然と歯は柔らかくなり、溶けやすくなってしまいます。さらに、危険な行為があります。この歯が柔らかくなってしまっている状態で、しっかりゴシゴシと歯を磨いたり、歯軋りをしたり、噛み応えのある食べ物を食べたりすると通常より歯が削られてしまいます。イカのあたりめ+コーラやビールなど、日常的に見る光景ですが、歯にはあまり良くありません。
いかがでしたでしょうか、コーラとレモンが同じ数値なのに正直コーラユーザーである私自身驚きをかかせません。どうしても飲みたい場合はずっと傍に置いて飲み続けるのではなく、1日1回など回数制限をして飲むようにした方がよさそうですね。