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今回のテーマは、「巻き爪で化膿した場合の応急処置や治療法」についてです。誰でも一度は経験したことのある「巻き爪」。爪切りなどで切っても、再度巻き爪が出来るといったサイクルがあります。
また、巻き爪で引き起こす症状として「化膿」が一番避けたいものです。化膿した場合の応急処置や治療法と巻き爪を引き起こす原因などをご紹介します。まずはじめに、「巻き爪を引き起こす原因」として、下記のことが考えられます。
・深爪
その名の通り、深く爪を切ってしまうことが原因で深く縮んだ爪のことをいいます。深爪で傷が出来ても自然に治ったりしますが、そこから炎症を起こすと腫れて爪と皮膚に体重がかかりその原因で炎症を起こすなどのサイクルが進行してしまいます。
・外傷が原因
外傷の元となる原因が、靴擦れです。脚のサイズに合わない靴を履き続けると足の指先に圧力がかかり、皮膚が傷つき、もっとも影響が出る親指の指先などが炎症するケースが多いです。また、その他の足の怪我によっても巻き爪が発生する場合もあります。
・爪白癖
爪に起こる水虫の症状を「爪白癖」といいます。爪白癖が原因で巻き爪を起こす方も多いです。
・下半身麻痺
下半身麻痺の場合も、まれに爪が丸まるように伸びてしまい巻き爪を起こす場合があります。また、巻き爪を起こして知覚が残っていると痛みを感じることがありますし、知覚がない場合は、炎症を起こしても気づかないケースもありますので注意して気にかけることが必要です。
続いて、「巻き爪で化膿した場合の応急処置と治療法」について
■消毒する
イソジン液などの消毒液で消毒しましょう。また、化膿性皮膚疾患用の軟膏を塗るなどの応急処置があります。消毒する際は、浸けすぎないように気をつけましょう。
あくまでも、清潔に保つことを考えた上での消毒ですので、つけ過ぎは禁物です。
また、別で化膿している巻き爪を更に切るのは危険ですので、爪を切るなどの行いはやめましょう。
■膿みを出す方法
膿みを絞り出して、化膿している部分を清潔に保ち治す方法もあります。注意事項:傷口をいじってしまうことで、そこから菌が入り悪化する可能性もありますので注
意してください。行うことに関して、自己責任になりますので十分注意をはらってください。
■膿みを無理に出さずに、折り曲げたティッシュで応急処置する方法
膿みを無理やり出さずに、ティッシュを小さく切り厚みが出るように少し畳んだら爪と皮膚の間に優しく入れて、炎症を起こす原因として爪と皮膚の間で生じている圧力を減らして痛みを緩和出来ると思われます。その後、早めに病院へ行かれることをおすすめします。
■治療方法として
病院で出された「化膿止め(抗生剤)」の内服が必要です。
※注意事項
あくまでも情報として掲載していますので参考程度でお読みください。悪化しないようにするためにも、化膿したら即病院へ行き専門医に見てもらいましょう。