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今回は、扶養控除申告書の書き方についてです。扶養控除申告書がなぜ必要なのか、その理由は給与をもらっている方は毎月の給与の額によって源泉徴収税が天引きされています。
この天引きする額は、給与の額によって異なりますが年初にこの扶養控除申告書を提出すると、税法で甲欄の額で引く決まりとなっています。未提出の方は、乙欄と言い高い金額で天引きされます。そもそも本来「扶養控除申告書」のある意味は、各家庭の扶養家族や配偶者の有無、配偶者の所得を把握するための書類になります。
この書類を基に、年末に調整されることを「年末調整」といいます。最終的には、書類を基にもし払いすぎた分などがあれば年末調整で還付されるのです。ずっと扶養控除申告書を提出していなければ、年末調整は出来ないので、翌年にご自身で確定申告をし払いすぎている分を還付してもらえるのです。
子供が生まれたり、配偶者がパートに移ったりなど扶養家族の事情に変更があった際は、その変更内容を記入し会社へ提出しなくてはなりません。
■ 扶養控除申告書の書き方について
・給与の支払者名称に勤めている会社名または個人事業主名を記入します。
・給与の支払者の所在地に、勤め先の住所を記入
・あなたの氏名の項目に、ご自身の名前を記入
・あなたの生年月日に、ご自身の生年月日を記入
・世帯主の氏名に世帯主名を記入
・あなたとの続柄を記入
・あなたの住所を記入
配偶者が所得38万円以下なら、Aの欄の控除対象配偶者に配偶者の名前・続柄・生年月日・職種・住所と給与収入が103万円以下の場合、必要経費65万円を引いた金額が所得になるので、その金額を記入します。扶養家族がいる場合、B欄も同じく記入します。C欄の障害者等やDの欄は、該当する方のみ記入します。基本的な扶養控除申告書の書き方は、以上となります。
会社で扶養控除申告書を提出してれば、いちいち自分で確定申告など面倒な申請を行わなくて済むので提出出来る時にきちんと提出しておきましょう。分からない点などは、会社の経理の者かもしくは役場の方に相談しましょう。