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子供の頃、カブトムシを捕りに森へ行ったり、買って飼育したことがあるという人はいると思います。卵から成虫になるまで飼育したことがある人は少ないかもしれません。今回はカブトムシの幼虫からの育て方についてです。
カブトムシは卵から孵化すると、1齢または初齢幼虫とも呼ばれ10日ほどで2齢幼虫と呼ばれるようになります。始めは5mmほどだった体長も脱皮直後は2cm、2齢幼虫で4㎝となり、2~3週間で3齢幼虫になる頃は冬眠をする時期となります。
孵化後顎が黄色くなったら素手では触らず、スプーンなどで取り出してから1つの容器につき1頭ずつ移します。マットを敷く時には発酵している黒いものを使いますが、糞などで汚れていると幼虫が出てくるので注意してください。
また、飼育ケースが狭すぎたり、空気穴が小さすぎるといった場合も幼虫が出てきてしまうので確認をしておくことが大切です。
2齢幼虫の大きさになると、たくさん食べるようになるので糞を取り除き、一週間おきにマットを取り替えるようにしていきます。3齢幼虫になった時の飼育ケースのサイズや容量としては、1頭あたり1リットル以上になるようにしておきます。
冬になって寒くなってくると、カブトムシの幼虫は冬眠の期間に入るので、凍結しないように注意しておく必要があります。毛布で飼育ケースをくるんであげる方法もありますが、発泡スチロールを使う場合は空気穴にじゅうぶん注意してあげてください。
この時期は世話をしなくてもいいので、深さ20㎝ほどのマットを入れて、暖房のない部屋で保管をしておき春まで待つのです。
マットの交換と補充、糞の処理をして清潔に保ち、細菌が入らないように育てていけば、暖かくなった春に成虫として出会えると思います。
カブトムシを飼うための腐葉土や専用マットはペットショップに売られていますので、飼育の仕方や手入れの仕方などの本も売られていると思います。
初めてカブトムシの幼虫を飼育する時は本をよく読んだり、お店の方に聞いてアドバイスを受けてみるのもいいのではないかと思います。