ホトトギスの鳴き声にちなんだ色々な話し


ホトトギスはカッコウ目・カッコウ科に分類される鳥類の一種で、‘キョッキョキョキョキョ’という特徴的な鋭い鳴き声です。
文学や伝説に登場する為、漢字での表記や‘不如帰・時鳥・子規・杜宇・蜀魂・卯月鳥・橘鳥’といった異名などが数多くあります。古典文学ではホトトギスの和歌として万葉集153例、古今和歌集42例、新古今和歌集46例が詠まれているそうです。
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信長・家康・秀吉の三天下人の性格をホトトギスの鳴き声になぞらえて後世の人が詠んだ句があるという事は歴史で学んだと思います。‘なかぬなら殺してしまへ時鳥 織田右府’は織田信長‘鳴かずともなかしてみせふ杜鵑 豊太閤’は豊臣秀吉‘なかぬなら鳴まで待よ郭公 大権現様’は徳川家康です。
この川柳に関して平戸藩主・松浦清の随筆「甲子夜話」では信長の気難しさ、秀吉の好奇心旺盛さ、家康の忍耐強さを表現しているそうです。
4つめの句として加藤清正の‘鳴け聞こう我が領分のホトトギス’というのがあり、清正の配慮を表しているそうです。
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また、漢文の古典に由来したものとして伝説や迷信があり、異名となっている‘不如帰・杜宇・蜀魂’は中国の伝説に基づくものだそうです。身体的特徴としては全長約30㎝あり、尾羽が長く背面は灰褐色となっていて、お腹は白色に黒い横斑があります。
‘聞きなし’と呼ばれる人間の言葉に当てはめると‘特許許可局’や‘テッペンカケタカ’‘本尊掛けたか’となります。もし鳴き声が聞こえてきた時によく耳を澄ましてみるとこうした言葉に聞こえてくるのではないかと思います。
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ホトトギスは自身での子育てはせず、卵をウグイスなどの巣に産みつけて子育てを托する托卵という習性を持っています。渡り鳥で肉食ではありますが、托卵する対象となる鳥類が繁殖する時季と虫を捕食するという食性のため飛来時期が遅くなります。
卯の花が満開になる時季に夏鳥として飛来するので鳴き声を聞いたり姿を見る事が出来るかもしれませんが九州や北海道は少ないそうです。
朝早くから鳴き声が聞こえたり夜に鳴く事もあるそうですがその囀りは美しく気持ちが落ち着いたり癒されるのではないでしょうか。
▼ホトトギスの鳴き声動画


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