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ひょっとしたら段々とお中元という風習から現代社会の私達は遠ざかっているのかもしれないですよね。しかし、まだまだ私達の人間社会は、ものでやりとりをする風習か根付いているものです。
お中元を貰ったらお礼状をしっかりと返す。これも古くから続く日本の風習です。
物のない人間関係とは至って信用出来ないかもしれません。本来人間関係とはすれ違い起こすものなのではないでしょうか。しかし、物というアイテムがしっかり間を埋めてくれるのです。私達は物の属性に閉じ籠もるからこそしっかりと人間関係を維持できていると実感持つことも出来るのです。
日頃お世話になっている人に物を贈る行為をお中元と言います。お中元の期間は期間は7月初旬~中旬の間、貰った相手はその後お礼状を返します。また、世界でもお中元やお歳暮に似た習慣があるようです。
古代に中国から伝わった7月15日の中元の日がお中元の紀元になるようです。この日は別にものを人たちに捧げたりするものではなかったようです。今まで犯した罪を償う日だったようです。
庭で焚き火でも一生懸命してらしたようです。推古天皇の時代には、7月13日から16日にかけて、お盆の行事も行われていたようです。こちらは今生きていることを感謝する意味合いが強かったようです。
このあたりことが意味合いとして重なって、人たちが生きている意味を考え、感謝するような日が出来上がったようですね。そして、やっぱり感謝は物によって伝えられたのです。本来理想の形は贈り物のやりとりなのではないでしょうか。
物を貰えば物を貰う。これが私達の一番信用出来る形です。しかし、私達の社会では、感謝の気持ちを物に変えるという、物として一方通行の形も行われているのです。
しかし、それも、決して一方通行ではないという言い方も出来ます。相手には感謝されるという形のないものに、形のあるお中元を提供する訳ですが、相手はしっかりとお礼状を書くことが礼儀なのです。
つまり、形のない感謝されるべきものと、お礼状=お中元の取引なのです。お礼状をしっかりと形にして書くということはお中元を受け取った人たちの礼儀なのです。お礼状なしではお中元のやりとりは成立しないという事です。