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漫画やアニメで公開されている名作「プラネテス」をご存知だろうか、この作品の物語は技術やテクノロジーが進歩した地球の近未来を描いており、主人公であるハチマキは現代では考えられない、宇宙に散らばったスペースデブリを回収するという仕事についています。
スペースデブリとは、宇宙ゴミという意味です。打ち上げられて活動停止した衛星やその部品などがあげられます。ちなみにこれらは、未来ではなく現代でも問題視され始めています。近年聞くようになってきた宇宙エレベーターや、宇宙旅行、また衛星の打ち上げなど宇宙開発が進むにつれこのスペースデブリは増えていってしまいます。
アメリカで発表された、現在の10cm以上のスペースデブリは16000個以上観測されているそうです。また、ネジやナットという10cm以下の小さな部品は数に含まれていないので、それらを含めると数十万個、更に1mm程度の物を含めると1億個以上あるといわれています。
先述したプラネテスの主人公ハチマキはデブリ屋として、地球を周回しながらスペースデブリを掃除する仕事をしています。宇宙開発が進むにつれこういった需要が増え、デブリ屋という宇宙飛行士が誕生する日も近いかもしれません。また、2012年2月にはスペースデブリ回収専用の衛星をスイスが打ち上げており現在回収作業を行っているそうです。