競技かるたの基本的なルールなど


今回は競技かるたの基本的なルールについてご紹介したいと思います。お正月やテレビまた、最近は漫画などで見たことがある方も多いのではないでしょうか。しかし、基本的なルールを知っている方はほとんど少ないとされています。
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また、競技かるたは、百人一首の歌を数多く知っている人ほど、有利と思うかもしれませんが実際は、記憶力と瞬発力が勝敗を決めてしまいます。どこにどの札があるかなど把握している人が有利とも言えるでしょう。
基本的ルールとしては競技かるたの場合、百人一首の100枚の内50枚が使用されます。その50枚のかるたを裏返しにした状態で混ぜます。25枚ずつ取り分けし、それを上段、中段、下段の3段に分けて並べます。この時に、札を並べる範囲も決められています。相手の陣地にも同じように並べられた状態になり、15分間暗記時間が設けられます。
最後の2分感は、素振りが認められており、自陣や敵陣の50枚の位置を暗記した後、競技が開始されます。まずは、読手の順に礼をしてから競技が始められます。礼に始まり、礼に終わるといったかるた道の精神によって定式化されているようです。
次に、百人一首に選定されていない序歌が詠まれます。その後、百首の札がランダムで詠まれます。自陣にある札を取ってしまった場合は、1枚減り、敵陣にある札を取った場合は、自陣の中で好きな札を敵陣に送ることができます。
これを「送り札」といわれています。また、詠まれた歌の札がどちらにも存在しない場合もあり、これを「空札」といいます。一般的に知られている「お手つき」もあります。
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試合開始後は、最初に札を取りにいった手で最後まで取り続けなくてはなりません。札の配置に関しては、競技中相手に宣言することで自由に動かすことが出来ます。しかし、頻繁な移動と一度に大量に移動させる行為は、マナーとして好ましくないとされています。
これを繰り返していき、自陣の25枚の札を先に絶無とした方が勝ちとなります。そこで競技は終了となり、決着がついたとみなされます。次回、テレビで競技かるたを見る際は、このルールを思い出して見るとまた違った楽しさが味わえるかもしれません。
▼競技かるた実演動画



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