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あまり知られていない戸籍筆頭者とはどういったものなのかをご紹介。そもそも、住民票と戸籍の違い分かりますか?実は私もこの記事を書くまではその違いが曖昧でよく分からない状態でしたのでまずはこちらから。
まず住民票と戸籍で違うのが単位です。住民票は母親、父親、姉、弟の4人家族の場合4人分の住民票があります。それに比べて戸籍はこの4人家族で1つの戸籍となります。住民票は住所としての役割を持っています。引越しをする旅にこれは転出届、転入届で変更しなければいけません。戸籍は引越しをしても変わりません。結婚、離婚、出生、養子縁組などをした場合に戸籍を変更する必要があります。
戸籍筆頭者とは戸籍に一番最初に記される名前の人物です。分かりやすく説明すると子供が結婚する時に子供は親の戸籍を離れ、新たに戸籍を作る事になります。その際うに使う氏(苗字)の方が戸籍筆頭者となります。男性が婿入りする場合は女性が戸籍筆頭者。女性が男性に嫁ぐ場合は男性が戸籍筆頭者となります。世帯主はその家族を主宰する人物との事で、主にその家族の生計を支えている人がなります。旦那さんがイクメンの場合は女性が世帯主、そうでない場合は男性が世帯主の場合が多いのではないでしょうか。
まずはサザエさんから、サザエさんの家庭では戸籍筆頭者が二人います。それは波平さんとマスオさん。サザエさんが結婚してマスオさんに嫁いでフグ田サザエになっていますので、戸籍が二つあり上記した戸籍筆頭者になっています。また、この場合の世帯主は波平さんです。フグ田サザエになる前からずっと世帯主であり、現状もきっと波平さんの方が家計を支えているはずです。
次にちびまる子ちゃんの家族を見てみましょう。ちびまる子ちゃんの家族も2世帯住宅です。同じように戸籍筆頭者はさくら友蔵さんと、さくらひろしさんの二人です。そして今回は世帯主が息子であるさくらひろしさんだと思われます。その要因は友蔵さんが現在引退しているので、生計を支えているのがさくらひろしさんだからです。