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その日、その時間に話題となり多く検索されたキーワードを教えてくれるGoogleトレンド(急上昇ワード)。本日このGoogleトレンド(急上昇ワード)の結果がおかしいのでは?と話題になっています。まずは、昨日19時頃のキーワード順位と本日19時のキーワード順位をご覧下さい。
▼9月8日19時頃のGoogleトレンド(急上昇ワード)
▼9月9日19時頃のGoogleトレンド(急上昇ワード)
いかがですか?あきらかに検索ワードに違和感を感じませんか?昨日のGoogleトレンド(急上昇ワード)は、Googleロゴがスタートレックシリーズのロゴに変更されており、自動的に「スタートレックシリーズ」と検索するので、1位は妥当の順位、2位以降も事件や事故、話題のテレビ番組、話題の映画、ドラマなどがランクインしており、順当な結果となっています。
しかし、本日のGoogleトレンド(急上昇ワード)は、1位の「プレゼント 3000円未満ブランドパンツ」を初め、いくら調べてみてもとても話題になっているとはいえないキーワードとなっています。検索結果の表示にも楽天のサイトが表示されるだけ。11位以降は、何となく順当な順位という事が感じられます。
そもそも、比較して見てもらうと分かりやすいのですが、Googleトレンド(急上昇ワード)では、複数のキーワードが合わさっている複合キーワード自体表示されるのは大変稀。基本的に人名や商品名が表示されるとしても単体キーワードとして表示される事がほとんどです。
▼考えられる理由
業者によるSEO対策の一環として行われている?SEO対策とは、検索エンジン最適化という意味で自社のサイトや顧客のサイトを検索エンジンに合わせて対策を施し、狙ったキーワードで上位表示させるテクニックです。やり過ぎると、Googleなどの検索エンジンからはスパムとして認識される場合があります。今回のGoogleトレンド(急上昇ワード)の結果も急上昇検索上位を狙った悪質なスパム行為だと思われます。(最近ではステマともいいます。)
Googleトレンド(急上昇ワード)を狙ったスパム。やり方は実際には分かりませんが、検索数が上昇しているワードが表示されると言う事は何らかの方法で、その表示したいワードの検索数を上昇させているという可能性が高いです。
※追記▼SEOの専門家に聞いてみました。
聞いた所、驚きの返事がありました。それは、検索エンジンの入力補助に関係するとの事。
まずは、コチラの画像をご覧ください。
上の図でサプリの後にスペースを置くと関連するキーワードが出てくる「入力補助」ですが、現在これを操作出来る業者がいるとの事。方法は、検索エンジンのデータベース管理システムに処理要求を行い入力補助に特定のキーワードを出すようにしているとの事。その処理要求(クエリ)、のせいで検索数上昇にもランクインしていると言います。その結果として「サプリ」というキーワードの入力補助として出ている「サプリ 効果 わくわくサプリン」が急上昇ワードにもランクインしているとの事。(入力補助へ特定キーワードを出すのはとても難しく、急上昇にランクインしていても補助で出ないキーワードもあるそうです。)
ビッグキーワードである「サプリ」の入力補助へ特定のキーワードを入れる手法。その過程で急上昇ワードにもランクインしています。ある意味スパムと捉えられるこの手法で表示されているキーワードは流行でも話題でも何でもありませんのでお気をつけ下さい。