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子供に多く見られる汗疹の症状ですが、現代では大人の人も発症しやすいといわれています。汗疹になってしまう原因や治し方、対策を知り汗疹の予防に役立てましょう。
汗疹と言えば“かゆい”というイメージがありますが、実は汗疹自体はかゆみを伴いません。汗疹が出来る原因は大量の汗などをかき、そのせいで汗を出す管が(汗管)が詰まってしまい皮膚の内側に汗が出てしまうという病気です。
かゆみが出る汗疹には詰まる汗管の深さが関係し、浅い場所での汗管の詰まりが起きた場合は比較的軽い症状の水晶様汗疹となります。これは肌に小さな水泡が出来、かゆくないので発症した本人も気がつかない場合があります。水晶様汗疹の治し方は自然治癒でも大丈夫な場合が多いです。
これに対し深い場所での汗管のつまりで発症する汗疹は湿疹を伴う事が多く、そのせいで肌が赤く痒くなってしまいます。この汗疹は紅色汗疹と呼び、汗疹で悩んでいる人はこちらの症状で悩んでいる人が多いと思います。
まず汗疹になった時の治し方として一番最初にしなければいけない事は汗管の詰まりの解消。民間療法で赤ちゃんが汗疹になった際にベビーパウダーを使用すればいいといいう説もありますが、これは間違い。余計汗管が詰まってしまうので注意して下さい。ベビーパウダーは治療法としてではなく、予防法としてなら効果が抜群なので予防として使用するようにしましょう。
では、治し方はどうしたらいいかというとまずは何よりお風呂に入りましょう。お風呂またはシャワーによって患部を綺麗に洗い、汗管の詰まりを解消する事が大事です。この時、どくだみや桃の葉などを入浴剤代わりに入れると効果的です。(どくだみや桃の葉は汗疹の悪化原因、黄色ブドウ球菌を抑える役割があります。)
また、汗疹で最も注意しなくてはいけないのが細菌の「とびひ」これは患部を掻いてしまうと起こる症状で、掻く事で細菌が飛んでしまい患部周辺へと汗疹が広がってしまいます。小さなお子さんの場合無意識で掻いてしまう事が多いので特に注意が必要です。
汗疹の症状がひどい場合は患部を洗うだけでは症状を軽減出来ない場合があります。そういった場合の選択肢として市販のステロイド外用剤を使用するか、皮膚科などの病院で診てもらうという選択肢があります。もちろん症状がひどい場合は病院で適切な飲み薬や塗り薬を処方してもらうのをおすすめします。薬局などでステロイド外用剤を購入する際は年齢によって使える強さが違いますので、薬剤師などに症状や年齢を伝え間違えないようご注意下さい。