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投稿:2012年09月21日
カテゴリ:生活
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2012年9月20日アメリカ、ハーバード大学で授賞式が行われた「イグ・ノーベル賞」の音響賞を日本人研究者で産業技術総合研究所研究員の栗原一貴さんと科学技術振興機構研究員の塚田浩二さんが「スピーチ・ジャマー」という話す人を邪魔する機械で受賞しました。
イグ・ノーベル賞はノーベル賞のパロディとして1991年に創設され、毎年、人々を笑わせる、ユーモアのある作品が選ばれます。日本人研究者の受賞も多く見られ初受賞は2年目の「足の匂いの原因となる化学物質の特定」の研究からはじまり、ほぼ毎年日本人研究者が受賞しています。受賞した作品はユーモアあふれる作品ばかりで、「人がガムを噛んでいるときに、ガムの味によって脳波はどう変わるのか」という研究や、「34年間、自分の食事を撮影し、食べた物が脳の働きや体調に与える影響を分析」や、「単細胞生物の真正粘菌にパズルを解く能力があったことを発見したこと」など面白いものばかり。
今回受賞した「スピーチジャマー」は、発話に対し話者に対して遅延を加え音声をフィードバックすると発話に阻害される事を利用したシステムで、迷惑を顧みず話し続ける人を邪魔する大変ユニークな装置になります。
▼スピーチジャマー紹介動画
参照元:塚田浩二のWebサイト,栗原一貴: Kazutaka Kurihara’s Website