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投稿:2012年09月20日
カテゴリ:生活
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読売新聞によると「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」の患者数が去年、1.6倍増えた事が国立感染症研究所の調べで分かったそうです。「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」は別名「人食いバクテリア」とも呼ばれ、重症化すると発熱し、傷口が傷み、さらに筋膜や志望の組織が壊死し手足の切除が必要になるといいます。
また、死亡率もかなり高く2010年の患者123人中36人が死亡。2011年には198人中73人が死亡している。
人食いバクテリアと呼ばれる「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」はA群溶血性レンサ球菌のようにβ溶血を示すレンサ球菌が原因と言われています。A群溶血性レンサ球菌感染自体は咽頭炎(のどの痛み)など一般的な疾患ですが、まれにその症状から劇症型溶血性レンサ球菌感染症へと急激に進行するといわれています。
東京都感染症状センターによると感染経路は不明な場合が多く、感染から発症までの潜伏期間も明確ではない。しかし特徴として30歳以上の大人に多いそうです。また、健康な人でも劇症を発症する事がありますが、基礎疾患を持つ人や、ステロイドを服用している人ほど、高い発症リスクがあるといいます。
どうすれば予防できるのか?原因があまり良く分かっていないので、風邪などの感染症同様、手洗い、マスク、うがいなどが有効だといわれています。また、のどの痛みを感じたら病院等に行き、溶血性レンサ球菌の感染を確認する検査を受けましょう。
参照元:読売新聞,東京都感染症情報センター